鉄緑会

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鉄緑会(てつりょくかい)は東京大学志望の中高一貫校の生徒を対象とした専門塾である。鉄は東京大学医学部の同窓会組織である鉄門倶楽部、緑は東京大学法学部の同窓会組織である緑会を意味する。「てつろくかい」と発音する人もいるが誤りである。講師は東京大学や東京大学大学院の学生や卒業生のみである。会長は冨田賢太郎である。指定校制度を取っているが、入塾テスト(受験料1回2000円)さえ受かれば指定外校に通う生徒も入塾可能。試験科目は、受講希望科目に関わらず、英数2教科。入塾自体が難しいことで知られる。但し中学1年4月新入会に限り、指定校の生徒は無条件で入塾可能。授業は3時間であるが、しばしば居残りをさせる。校舎は東京都渋谷区代々木にある。東大数学問題集、東大古典問題集を角川書店から刊行している。


概況
鉄緑会のテキストはハイレベルで知られるが、実際それを労せず理解できるのは指定校と呼ばれる高校の生徒の中でもごく一部である。これが示すのは、殆どの生徒が理解するのに一苦労、という事実である。何より問題なのは、中学や高校に通い、その勉強をする+αでしかない鉄緑会の課題をこなすために、自らの中学や高校の授業を聞かずに内職をする生徒が散見されることである。突き詰めた言い方をすると、学校の勉強を理解できない、付いていけない生徒がこの塾に通うことは無意味ということだ。ただ、そもそも学校の勉強を理解できていないような生徒は入会テストを通過できず、鉄緑会には入会できない。また、上記のような「学校の授業を聞かずに鉄緑会の宿題をする」という生徒が存在する背景には、鉄緑会の指定校のような進学校といえども学校の授業のレベルは必ずしも高くなく、教師によっては東京大学などの難関校を志望する生徒のニーズに十分応えることができていないという事情もある。実際、生徒にとっては学校は友達との情報交換や行事・クラブ活動に参加する場所であって勉強の面では頼りにならない、受験勉強は鉄緑会でというふうに割り切っている場合もある。


開講科目
英語科 中1〜高3 校内模試によるレベル別クラス 文理共通 週1回3時間授業

数学科 中1〜高3 校内模試によるレベル別クラス 高3から文理別 週1回3時間授業

数V科 高1の1月〜高2 レベル分けなし 理系専用である数学VCの講義を行い、通常数学科とは独立して開講される 週1回3時間授業

物理科・化学科・現国科・古典科 高2〜高3 レベル分けなし 高2週1回2時間授業 高3週1回3時間授業

生物科 高2の9月〜高3 レベル分けなし 高2週1回2時間授業 高3週1回3時間授業

世界史科・日本史科・地理科 高3 レベル分けなし 週1回 2時間半授業


指定校
在籍生徒数順に掲載(2005年10月現在)

開成 521名
桜蔭 470名
筑波大学附属駒場 296名
巣鴨 164名
麻布 135名
駒場東邦 121名
海城 120名
筑波大学附属 86名
女子学院 81名
雙葉 80名
聖光学院 37名
武蔵 33名
桐朋 30名
栄光学園 20名

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