受験の現状

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日本では、幼稚園・保育園、小学校、中学校、中等教育学校、高等学校、高等専門学校、専修学校、大学、大学院、各種学校のいずれにおいても、入学試験が存在する場合がある。特に高等学校や大学は、その大部分に入学試験がある。また一部の学習塾、予備校でも、入学して授業を受けるのに試験がある場合がある。これは「入室テスト」などと呼ばれる場合が多いが、習熟度別教育を行ない、授業の効率を高めるために行われている。

幼稚園受験、小学校受験は、主に私立の学校で行われているが、上級学校に連続している私立幼稚園や、私立小学校が少ないため、盛んな地域でもかなり少数派である。

中学受験は、首都圏と京阪神においては私立学校が多いために盛んであり、地域によっては小学6年生の4分の1程度が私立学校に入学しているが、それ以外の地方ではあまり受験熱はなく、そのまま公立中学校に入学する場合が多数である。

高校受験は、国立・公立・私立ともに多くの学校で入学試験があり、高校進学率が9割を超えているため、日本の全域でかなり一般的に行われている。

大学受験は、高校と同様に多くの学校で入学試験があるが、少子化により、一部の大学では以前ほどの過酷さはない。

大学院受験は、大学院の数・定員が多いことと試験内容が比較的容易であることもあって、大学本体よりも簡単な場合もある。

中学校以上の入学試験では必ずといってよいほど学力検査が課されるが、運動能力などの実技試験が課される場合もあり、また公立高校では内申書の検討も当日の学力試験の結果と同じくらい重要視される。日本での入学試験の特徴として、入学後の進級試験や卒業試験に比べて難度が高く設定されている場合が多いという点が挙げられる。これにより、特に大学に入学後の学生が勉学に怠惰になるなどの悪影響が指摘されている。また、本来、高い学力を持っている生徒であれば、入学難易度が低い学校にも、入学難易度が高い学校にも入れるはずであるが、大部分の生徒は自分が合格できそうな最高の難易度の学校に入学する心理的傾向がある。これには多くの理由があるが、学校間の序列を固定化し、高難易度の学校の羨望・自信と、低難易度の学校の蔑視・落胆を生んでいる。

高校・大学の入学時には、基本的に下級学校の卒業が前提であるが、卒業していない場合は入学資格試験を受験しなければならない場合が多い。中学校の場合は中学校卒業程度認定試験(中検、中認)、高校の場合は高等学校卒業程度認定試験(高認)の合格をもって、卒業と同等とみなされる。


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